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「僕」と「自然」について考えていた。

 

僕は自然の一部である。

 

すると自然(「世界」と言い換えてもいい)の方が本当の存在なのだろうか。

 

だが、私もパソコンも千葉県も存在している。

 

厳然として。

 

 

 

西田幾多郎の「絶対矛盾の自己同一」とはこんな考え方だ。

 

私と世界が同一では無いのに、私が世界に含まれる。

 

そんな不思議。

 

 

 

散歩しながら、猛暑の中を、私は考えていた。

 

 

 

人間が何をしようと自然は・・・。

 

自然と人工。

 

 

 

今度は麦茶を飲みながら考える。

 

初期の村上春樹作品について。

 

 

 

お茶の時間だ。